選択範囲の「カタカナ」を「ひらがな」に変換するGoogle Apps Scriptです。ひらがな→カタカナを作ったので逆バージョンも作ってみました。
特にありません。今お使いのスプレッドシートに組み込めます。
ダミー個人情報サービスを利用して、適当なリストを作りました。
「ふりがな」と書いてあるのに「カタカナ」で読みを書いてしまいました(という設定です)。
このスクリプトは選択中のセルに対して処理しますので、変換したい範囲を選択します。
全体を処理したいならシート全体を選択すればOKです。
上のメニューにある「スクリプト実行」から「選択範囲のカタカナをひらがなに変換する」を実行します。
「選択範囲にある「カタカナ」を「ひらがな」に変換します。よろしいですか?」と聞かれますので、問題なければOKを押します。
キャンセルを押した場合はスクリプトが終了します。
無事にカタカナがひらがなに変換されました!
/**
* このスクリプトの説明、使い方はこちら。
* https://myfunc.jp/items/00087/index.html
*/
function onOpen() {
// スプレッドシートを開いたときに実行される関数
// UIの取得
const ui = SpreadsheetApp.getUi();
// メニューの表示名
const menu = ui.createMenu('スクリプト実行');
// メニューに追加するボタン
menu.addItem('選択範囲のカタカナをひらがなに変換する', 'convert_katakana_to_hiragana');
// メニューを画面に追加する
menu.addToUi();
}
function convert_katakana_to_hiragana() {
// UIを取得
const ui = SpreadsheetApp.getUi();
// 実行を確認する
const response = ui.alert('選択範囲にある「カタカナ」を「ひらがな」に変換します。\nよろしいですか?', ui.ButtonSet.OK_CANCEL);
// キャンセルが押されたらスクリプトを終了する
if (response == ui.Button.CANCEL) {
return;
}
// 現在開いているスプレッドシートオブジェクトを取得
const ss = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet();
// 開いているシートオブジェクトを取得
const sheet = ss.getActiveSheet();
// 変換用のカタカナリストを準備。
const katakana = ['ア', 'イ', 'ウ', 'エ', 'オ', 'カ', 'キ', 'ク', 'ケ', 'コ', 'サ', 'シ', 'ス', 'セ', 'ソ', 'タ', 'チ', 'ツ', 'テ', 'ト', 'ナ', 'ニ', 'ヌ', 'ネ', 'ノ', 'ハ', 'ヒ', 'フ', 'ヘ', 'ホ', 'マ', 'ミ', 'ム', 'メ', 'モ', 'ヤ', 'ユ', 'ヨ', 'ラ', 'リ', 'ル', 'レ', 'ロ', 'ワ', 'ヰ', 'ヱ', 'ヲ', 'ン', 'ガ', 'ギ', 'グ', 'ゲ', 'ゴ', 'ザ', 'ジ', 'ズ', 'ゼ', 'ゾ', 'ダ', 'ヂ', 'ヅ', 'デ', 'ド', 'バ', 'ビ', 'ブ', 'ベ', 'ボ', 'パ', 'ピ', 'プ', 'ペ', 'ポ', 'ァ', 'ィ', 'ゥ', 'ェ', 'ォ', 'ッ', 'ャ', 'ュ', 'ョ', 'ヴ'];
// 変換用のひらがなリストを準備。並び順はカタカナと同じ。
const hiragana = ['あ', 'い', 'う', 'え', 'お', 'か', 'き', 'く', 'け', 'こ', 'さ', 'し', 'す', 'せ', 'そ', 'た', 'ち', 'つ', 'て', 'と', 'な', 'に', 'ぬ', 'ね', 'の', 'は', 'ひ', 'ふ', 'へ', 'ほ', 'ま', 'み', 'む', 'め', 'も', 'や', 'ゆ', 'よ', 'ら', 'り', 'る', 'れ', 'ろ', 'わ', 'ゐ', 'ゑ', 'を', 'ん', 'が', 'ぎ', 'ぐ', 'げ', 'ご', 'ざ', 'じ', 'ず', 'ぜ', 'ぞ', 'だ', 'ぢ', 'づ', 'で', 'ど', 'ば', 'び', 'ぶ', 'べ', 'ぼ', 'ぱ', 'ぴ', 'ぷ', 'ぺ', 'ぽ', 'ぁ', 'ぃ', 'ぅ', 'ぇ', 'ぉ', 'っ', 'ゃ', 'ゅ', 'ょ', 'ゔ'];
// 選択中のrangeオブジェクトを取得
const range = sheet.getActiveRange();
// 選択中セルの値を取得
const values = range.getValues();
// 取得したセルを1つずつループして変換していく
for (let i = 0; i < values.length; i++) { // 行のループ
for (let j = 0; j < values[i].length; j++) {// 列のループ
// セルの文字1文字ずつ分割して配列にする
let text_split = values[i][j].split('');
// 置換後の文字を入れておく変数を用意
let text_converted = [];
// セル内の文字を1文字ずつ変換していく
for (let i = 0; i < text_split.length; i++) {
// 文字がカタカナリストの何番目にマッチするか探し、その同じkeyのひらがなを取得
let char_converted = hiragana[katakana.indexOf(text_split[i], 0)];
if (char_converted == null) {
// ヒットしなかった場合は変換せずにそのまま追加する
text_converted.push(text_split[i])
} else {
// ヒットした場合は変換後のひらがなを追加する
text_converted.push(char_converted);
}
}
// 変換後文字列が入った配列を連結する
values[i][j] = text_converted.join('');
}
}
// セルへ書き込む
range.setValues(values);
}
1つのセルに入力されている文字列を、指定した文字数で分割するGoogle Apps Scriptです。区切りに使用する文字が無くても大丈夫です。行方向に分割します。
1つのセルに入力されている文字列を、指定した文字数で分割するGoogle Apps Scriptです。区切りに使用する文字が無くても大丈夫です。列方向に分割します。
選択範囲の「ひらがな」を「カタカナ」に変換するGoogle Apps Scriptです。ルビやフリガナを平仮名で書いてしまったけどやっぱり片仮名にしたくなったときにどうぞ。
全角で入力された数字を半角の数字に変換するGoogle Apps Scriptです。全角半角が入り混じったデータを半角に揃えたいときにどうぞ。
半角で入力された数字を全角の数字に変換するGoogle Apps Scriptです。全角→半角版を作ったので逆バージョンも作りました。全角にしたい人は・・・少なそうな気もしますが・・・
選択範囲の「半角カタカナ」を「全角カタカナ」に変換するGoogle Apps Scriptです。