1つのセルに入力されている文字列を、指定した文字数で分割するGoogle Apps Scriptです。区切りに使用する文字が無くても大丈夫です。行方向に分割します。
特にありません。今お使いのスプレッドシートに組み込めます。
分割したい文字列が入っているセルを選択します。
複数のセルを選択した場合は、一番左上のセルが対象になります。
スクリプトを起動します。
メニューから「指定文字数でセルに分割(行方向)」を実行します。
何文字ごとに分割したいか、文字数を入力します。
少し待つと、指定した文字数ごとに分割されてセルに書き込まれます。
すでに値が入っているセルでも、上書きしてしまいますのでご注意ください。
文字数を指定するとき、分割対象の文字数より大きい数を入れると「セルの文字数が分割する文字数より少ないため処理を中止します」というエラーが出てスクリプトが終了します。
文字数を指定するとき、半角数字以外の文字を入れると「1以上の半角数字で入力してください」というエラーが出てスクリプトが終了します。
1未満の数では分割できないため、1以上の数字を入れてください。
/**
* このスクリプトの説明、使い方はこちら。
* https://myfunc.jp/items/00011/index.html
*/
function onOpen() {
// スプレッドシートを開いたときに実行される関数
var ui = SpreadsheetApp.getUi()
// メニューの表示名
var menu = ui.createMenu('スクリプト実行');
// メニューに追加するボタン
menu.addItem('指定文字数でセルに分割(行方向)', 'split_by_number_row');
// メニューを画面に追加する
menu.addToUi();
}
function split_by_number_row() {
// シートを取得
const sheet = SpreadsheetApp.getActiveSheet();
// 現在選択されているセルを取得
const current_cell = sheet.getCurrentCell();
// 現在選択されているセルの値を取得
const current_cell_value = current_cell.getValue();
const number_chars = Browser.inputBox('何文字ごとに分割するか指定してください', Browser.Buttons.OK_CANCEL);
// 半角数字以外もしくは1未満の数字はエラーとする
if (!number_chars.match(/[0-9]+/) || number_chars < 1) {
Browser.msgBox('1以上の半角数字で入力してください');
return;
}
// セルの文字数が指定された分割文字数より少ない場合はエラーとする
if (current_cell_value.length < number_chars) {
Browser.msgBox('セルの文字数が分割する文字数より少ないため処理を中止します');
return;
}
// 正規表現を作成する
var regexp = new RegExp('.{' + number_chars + '}', 'g');
// 指定文字数で分割する
// これでは指定文字数未満の余りが取得できていないので・・・
const splitted = current_cell_value.match(regexp);
// 余り部分を取得する
const amari = (current_cell_value.length % Number(number_chars)) * -1;
if (amari < 0) {
splitted.push(current_cell_value.slice(amari));
}
// スプレッドシートへの値書き込みに使う配列を宣言
let cell_values = new Array();
// 書き込み用の二次元配列を作成
for (var i = 0; i < splitted.length; i++) {
cell_values.push([splitted[i]]);
}
// スプレッドシートに書き込み
sheet.getRange(current_cell.getRow(), current_cell.getColumn(), splitted.length, 1).setValues(cell_values);
}
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