特定のセルが編集されたときにメッセージを表示するGoogle Apps Scriptです。編集をさせたくないときは保護してしまえばよいのですが、編集後に「本当にその内容で大丈夫?」と振り返って欲しいときに使えるかもしれません。ユーザによるスクリプトの動作承認は不要です。
特にありません。今お使いのスプレッドシートに組み込めます。
GASのスクリプトエディタで、セルおよび表示したいメッセージを指定します。
8行目に編集を監視するセルを指定します。A1形式で複数の指定が可能です。範囲指定も可能ですが、メッセージが表示されるのは指定した範囲と完全に同一だった場合に限ります。
この例では「A1」セルのみ、「C1」セルのみ、「A1:C1」の範囲の3つのパターンを登録しています。
18行目にサンプルメッセージが書いてありますので、これを参考に書き換えてください。
改行は\\n(バックスラッシュ2個とn)で使うことができます。
スプレッドシートを一度閉じて開き直すか、リロードします。
指定したセルを編集した際に、メッセージが表示されることを確認してください。
/**
* このスクリプトの説明、使い方はこちら。
* https://myfunc.jp/items/00023/index.html
*/
function onEdit(e) {
// セルの値が変わったときに実行される関数
// 値が変わったときに警告を出したいセルを定義する
// 原則として1つのセルが変更された場合を想定しています。
// 範囲選択->消去 などに対応させる場合は範囲を定義しておけばアラートを出せますが、ユーザが定義と完全に一致する範囲を選択してくれないと反応しません。
// 例:定義にA1:C1と書いたら、ユーザがA1からC1を選択&編集したときのみアラートが出ます。B1が編集された場合はアラートを出せません。
const inspection_cell = ['A1', 'C1', 'A1:C1'];
// 編集されたセルのアドレスを取得
const changed_cell = e.range.getA1Notation();
// 編集されたセルが、チェック対象に含まれるかどうかを調べる
for (var i = 0; i < inspection_cell.length; i++) {
if (changed_cell == inspection_cell[i]) {
// 含まれている場合はアラートを表示してスクリプトを終了する
Browser.msgBox(changed_cell + 'は非常に大事なセルです。\nその大事なセルをあなたは編集しました。\n大丈夫ですか?');
return;
}
}
}
スプレッドシートを開いたときにメッセージを表示するGoogle Apps Scriptです。更新履歴などのお知らせ、業務の引き継ぎ、注意事項などを表示するのに使えます。ユーザーによるスクリプトの動作承認は不要です。
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