全てのシートの行固定、列固定を解除するGoogle Apps Scriptです。ニーズはあんまりなさそうですが、思いつきで作ってみました。
特にありません。今お使いのスプレッドシートに組み込めます。
サンプルとして5行と2列を固定したシートを作成しました。
上のメニューにある「スクリプト実行」から「全シートの固定された行・列を解除する」を実行します。
「全てのシートの固定された行・列を解除します。よろしいですか?」というメッセージが表示されます。
実行してもよければ「OK」を押します。キャンセルを押した場合はスクリプトの実行が終了します。
しばらく待つとシートの固定設定が解除されるはずです。
本記事とは逆に、すべてのシートで行や列を固定したい場合はこちらのスクリプトをどうぞ。
【GASで時短】すべてのシートで行、列を固定する
/**
* このスクリプトの説明、使い方はこちら。
* https://myfunc.jp/items/00078/index.html
*/
function onOpen() {
// スプレッドシートを開いたときに実行される関数
// UIの取得
const ui = SpreadsheetApp.getUi()
// メニューの表示名
const menu = ui.createMenu('スクリプト実行');
// メニューに追加するボタン
menu.addItem('全シートの固定された行・列を解除する', 'unset_all_frozen');
// メニューを画面に追加する
menu.addToUi();
}
function unset_all_frozen() {
// アクティブなスプレッドシートを開く
const ss = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet();
// すべてのシートを取得する
const sheets = ss.getSheets();
// 確認メッセージを表示するため、UIを取得
const ui = SpreadsheetApp.getUi();
// 実行してもよいか確認メッセージを表示する
const response = ui.alert('全てのシートの固定された行・列を解除します。\nよろしいですか?', ui.ButtonSet.OK_CANCEL);
// キャンセルボタンが押されたら、スクリプトを終了する
if (response == ui.Button.CANCEL) {
return;
}
// シートを1つずつ処理していく
for (let i = 0; i < sheets.length; i++) {
// 行方向の固定を0(解除)にする
sheets[i].setFrozenRows(0);
// 列方向の固定を0(解除)にする
sheets[i].setFrozenColumns(0);
}
}
すべてのシートに条件付き書式を適用してくれるGoogle Apps Scriptです。条件付き書式は便利ですが手動で設定するのは面倒なんですよね。
すべてのシートのすべての条件付き書式を削除するGoogle Apps Scriptです。条件付き書式はシート単位で操作する必要があり、面倒なので作成しました。
現在開いているシート以外の全てのシートを削除するGoogle Apps Scriptです。自動的にシートを大量生成したけどやり直したいときなどに。
スプレッドシートの全てのシートのデータを、1つのシートに集約するGoogle Apps Scriptです。各シートで列が揃っていないと使いにくいですが、思いつきで作ってみました。
いま開いているシート以外のすべてのシートを非表示にするGoogle Apps Scriptです。あまり見られたくない作業用シートがたくさんあるときにどうぞ。
シートの行もしくは列を固定するGoogle Apps Scriptです。ブック内のすべてのシートに対して動作します。
2つの列を指定し、すべての組み合わせを出力してくれるGoogle Apps Scriptです。列はプロンプトで指定するので繰り返せば何列でも組み合わせることができます。