選択されたセル範囲のテキストを、1つのセルにまとめるGoogle Apps Scriptです。セルを分けて色々書き込んだけど、1セル内に改行して入力するんだった・・・!というときに使えるかも。
特にありません。今お使いのスプレッドシートに組み込めます。
50音を1行ずつセルに入力したものでテストします。「あ〜な行」を連結したくなったのでこの範囲を選択します。
スクリプトを実行します。メニューから「選択範囲の文字を1セルにまとめる」を実行します。
画像のように各セル内の文字が、一番左上のセルにまとめられました。セルごとに改行1つで区切られます。
もし複数の列を選択してから実行した場合は、1行ずつまとめられます。この例だと「あ行 → は行 → か行 → ま行・・・」の順番で連結されます。
/**
* このスクリプトの説明、使い方はこちら。
* https://myfunc.jp/items/00040/index.html
*/
function onOpen() {
// スプレッドシートを開いたときに実行される関数
// UIの取得
const ui = SpreadsheetApp.getUi()
// メニューの表示名
const menu = ui.createMenu('スクリプト実行');
// メニューに追加するボタン
menu.addItem('選択範囲の文字を1セルにまとめる', 'gathering_text_to_one_cell');
// メニューを画面に追加する
menu.addToUi();
}
function gathering_text_to_one_cell() {
// アクティブなスプレッドシート、シートを取得
const sheet = SpreadsheetApp.getActiveSpreadsheet().getActiveSheet();
// シート上で選択されている範囲を取得
let range = sheet.getActiveRange();
// 選択されている範囲の値を取得
let values = range.getValues();
// 結合したテキストを格納する配列を作成
let text = [];
// 選択範囲のセルに含まれる文字列を1つの配列にまとめる
for (let i = 0; i < values.length; i++) { // 行のループ
for (let j = 0; j < values[i].length; j++) { // 列のループ
text.push(values[i][j]); //テキストを追加
}
}
// 書き込み用の配列を作る
let values_after = [];
// セル書き込み用の2次元配列を作成。まずは空の配列を作る。
for (let i = 0; i < values.length; i++) { // 行のループ
let array = Array(values[i].length); //列の数だけ空の配列を作る
values_after.push(array); //書き込み用の配列に追加
}
// 一番左上のセルに連結したテキストをセットする
values_after[0][0] = text.join('
');
// セルにテキストを書き込む
range.setValues(values_after);
}
選択した行範囲の順番を逆にするGoogle Apps Scriptです。ソートではなく、単純に順番を逆にします。関数の組み合わせでも実現できますが、GASを登録してしまったほうが早いかもしれません。
選択した列範囲の順番を逆にするGoogle Apps Scriptです。行バージョンを作ったので、列バージョンも。ニーズはあるのでしょうか。
選択した行および列範囲の順番を逆にするGoogle Apps Scriptです。これは本当に使い所があるのかわかりませんが、作ってみたので公開します。
1つのセルに入力されている文字列を、指定した文字数で分割するGoogle Apps Scriptです。区切りに使用する文字が無くても大丈夫です。行方向に分割します。
1つのセルに入力されている文字列を、指定した文字数で分割するGoogle Apps Scriptです。区切りに使用する文字が無くても大丈夫です。列方向に分割します。
スプレッドシートの選択している範囲だけをCSVで出力するGoogle Apps Scriptです。CSVで出力したい・・・けどシート全体をCSVでダウンロードするのは面倒という方へ。
職場によっては使用が強制されていたり、逆に禁止されていたりする「方眼紙」を作成するGoogle Apps Scriptです。